代表メッセージ
玉岡 諒太
代表取締役 創業者
maido&crafts strategyに込めた想い
商店街の「まいど！」が飛び交っていた大阪の商店街で育った私は、子供の頃から「まいど！」という挨拶に込められた温かさに触れてきました。それは単なる言葉ではなく、人と人とのつながりを大切にする文化そのものでした。
商店街の八百屋さんは、いつも「まいど！今日は何しましょ？」と声をかけてくれるだけでなく、「最近、元気ないな？」と体調を気遣い、時には「これ、おまけしとくわ」と細やかな心配りをしてくれました。
魚屋さんは「まいど！今日はええの入ってるで！」と自慢の商品を教えてくれる一方で「兄ちゃん、大きくなったなぁ」と成長を喜んでくれました。
ここにあったのは、単なる売買関係ではなく、互いに認め合い、成長を喜び合う、人間本来の温かなつながりでした。
社会に出て経験を積む中で、私はふと思ったことがありました。どんな優れた設備、潤沢な資金、最新の情報があっても、それを活かすのは「人」だということです。
商店街でも同じ商品を売っていても、お店によって全く違う価値を生み出していました。その違いは何か？それは「人」です。
人は単なる数字ではなく、他のあらゆる資源の価値を何倍にもする「係数」なのです。